『新メタトレ入門本』連動企画 - MT5プログラミング入門
筆者はこれまで、メタトレーダーに関して以下の3冊のkindle本を発行してきました。
1冊目(入門本)、2冊目(実践本)は、MT4を対象にした本、3冊目(二刀流本)は、MT5をメインとしていますが、MT4、MT5両方を対象にした本です。
この3冊のうち、やはり需要が多いのは1冊目の入門本です。
最近、国内の業者でもMT5に対応するところが出てきましたが、まだ主流はMT4です。
チャートソフト、裁量トレードを行うだけであれば、MT5に移行することに問題ありません。ただ、プログラミングに関しては、まだ問題があります。
一番の問題は、MT4とMT5で互換性がないということですが、プログラミング入門者がメタトレーダーでプログラミングしようと思ったとき、MT5から始めるのが適切かどうかという問題もあります。
CやC++など一般的なプログラミング言語の経験があれば、どちらも同程度の解説で理解できると思うのですが、これまでの読者様からの質問などを見ていると、初めてプログラミングされる方も多い印象です。
プログラミング入門者レベルだと、明らかにMT4から始めた方がわかりやすいです。MT5から始めるには、ある程度プログラミングの経験があった方がいいと思います。筆者自身も、最初にMT5に出会っていたら、プログラミングしようとは思わなかったでしょう。
そういうことなので、MT5プログラミングの詳細はわからなくてもいいから、手っ取り早くEAを作ってみたい人には、3冊目の二刀流本のように何らかのライブラリを利用した方が近道です。
ただ、MT5プログラミングの基本的な仕組みを理解したい人のために、次のような企画を考えました。
入門本は前回の改訂から時間がたってしまったので、マイナーチェンジとして同じ本のままアップデートをします。そして、入門本に連動して、MT4とMT5で異なる箇所だけ、サポートサイトとしてまとめました。
ブログ記事なので書籍ほど詳細な説明はありませんが、入門本も合わせてご覧いただければよいかと思います。